今回読んだ本は「あのプロジェクトチームはなぜ、いつも早く帰れるのか?」です。
この本は、タスクの管理方法を教えてくれます。
締め切り間際になってミスに気づき、仕事が大炎上。
そんな経験しことありませんか?
誰だって仕事での炎上は避けたいものです。
今回は、そんな「仕事の炎上」について、「炎上する理由」「炎上を防ぐ方法」「炎上したときの対処法」と、順を追って紹介していきます。
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炎上する理由
仕事が炎上してしまう理由は、感じた違和感から目を背けてしまうためです。
仕事で失敗し、それが大問題に発展、つまり炎上してしまったとき、
振り返ると何らかの予兆があるものです。
「なんか数値に違和感を感じる」「締切が近いけど作業は進んでるのかな」など。
確認した結果、取り越し苦労で終わることがほとんどですが、
そうでない場合もあります。
「あのとき確認しておけばよかった」と後悔しても遅いです。
仕事を進めている中で違和感を感じたとき、その都度確認することで炎上は防げます。
ただし、それは言葉で言うほど簡単ではありません。
目の前には片付けなければならない仕事が山積み。
そんな状態で感じた違和感を確認した結果、もし間違いだと気づいたら…
大幅な修正が入り、その対応に時間が取られる。
「正直言ってそれだけは避けたい」なんて気持ちが心を占めていきます。
そして、「まぁ大丈夫、問題ないだろう」と違和感から目を背け、そのまま進めてしまう。
前述した通り多くの場合、仕事は何事もなく進みます。
でもその内何割かは問題へと繋がります。
こういった心理状態により、違和感から目を背けてしまうことが、仕事が炎上する理由です。
炎上を防ぐ方法
では、炎上を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
ポイントは「メモ」です。
違和感を感じたら、すぐにメモを取り、自分のTo Doリストに記入したり、付箋に書いてディスプレイに貼りましょう。
大切なのは、その違和感を忘れないこと、そして目につくところに置くことです。
そうすることで、問題が明らかになる恐怖より、タスクや付箋がそこに残る気持ち悪さを感じられるような心理状態を作ることができます。
そして違和感から目を背けてしまうことを防ぐことができるんです。
違和感を覚えたら、まずはメモを残し、それを目につくところに置くようにしましょう。
炎上したときの対処法
もし仕事が炎上してしまったら、
できる限りの見通しを立て、今できることを精一杯やるしかありません。
ただ炎上をしてしまっているときは、心と体が強いストレスを感じていて、頭が働かないことがほとんどです。
なので、気持ちをできるだけ前向きにすることが大事です。
そのためにオススメな方法は2つ。
「ポジティブな質問に変える」「出来事の意味を変える」です。
1つ目は、ポジティブな質問に変えるです。
ミスをしたとき、頭の中には過去に対する質問が繰り返されます。
「なんでこんなミスをしちゃったんだ」「なんであのとき確認しなかったんだ」
ただ今考えるべきなのは、次にとるべき行動です。
「どうすれば締切に間に合わせられるのか」「今自分にできることはなにか」「どうすれば同じ失敗を防げるのか」「どうすればもっと早く手を打てるのか」
このように、次の行動につながる質問に変えていきましょう。
そうすることで、気持ちを切り替え、一歩ずつ前進していくことができます。
2つ目は、出来事の意味を変えるです。
取り返しのつかないミスであっても、あなた次第でその出来事をポジティブに捉えることができるんです。
今ミスをして防衛策を決められることで、未来に起きるもっと大きなミスを防ぐことができた。
こんなふうにポジティブに捉えることで、気持ちを切り替えることができます。
仕事が炎上してしまったときは、これらの方法を使ってなんとか気持ちを切り替え、次の行動に移っていきましょう。
まとめ
今回は「仕事の炎上を防ぐ方法と、炎上したときの対処法」を紹介させていただきました。
皆さんの仕事の炎上を防ぐ、又は炎上してしまったときに少しでも前向きな気持になるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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