今回読んだ本は「図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」です。
この本は、仕事のミスの減らし方を教えてくれます。
「ミスを減らしたい」
これは誰もが思うことですよね。
もちろんミスは誰でも犯します。
ただ、防げるミスがあることも事実です。
そこで今回は、本書の中で紹介されているミスを減らす方法から、
- メモリーミス(忘れた!)
- アテンションミス(見落とした!)
- ジャッジメントミス(判断を間違えた!)
の3つについて、私のやり方と併せて紹介します。
本書には、これら以外にもたくさんのミスの減らし方が書かれていますので、
全部知りたいという人は、ぜひ本書をお読みください。
それでは、仕事のミスの減らす方法3選を紹介します。
【読書にはKindleがオススメ。理由はこちら】
サラリーマンがKindle Paperwhiteを買うべき3つの理由
メモする(メモリーミス)
- ちょっとした頼まれごとを忘れてしまった
- さっきまで覚えていた用事を忘れてしまった
- 質問しようと思っていたことを忘れてしまった
人はコンピューターではないため、
多くのことを長く記憶しておくことができません。
しかもコンピューターとは違い、
消すと決めたものを消していくわけではなく、
脳が勝手に消していきます。
いつ消すかもわかりません。
そんな脳の記憶力を頼るなんて危険だと思いませんか?
自分が意図しないタイミングで忘れる可能性がありますし、
「覚えておかなきゃ」と思いながら仕事をすることで、集中力も奪われます。
つまり、人の記憶を頼りにして仕事をすることは、
ミスを招くことにつながるということです。
そこで有効なのがメモです。
メモをとることで、頭の中から一旦完全に消すことができます。
それにより、忘れるリスクもなくなりますし、
集中力を奪われることもなくなります。
ポイントは、「頭から完全に消す」前提でメモをとることです。
要は、頭の中から完全に消した状態で、後からそのメモを見たときに、
やるべきことを完全に思い出せるよう具体的にメモを書くということです。
具体的なメモを活用することで、
「忘れていた」ことによるミスや、
「集中力が欠けていた」ことによるミスを防ぐことができます。
シングルタスク(アテンションミス)
- うっかりミス
- 見落とし
こういったミスは、1つのタスクに集中することで防ぐことができます。
要は「シングルタスク」です。
人の脳はマルチタスクができません。
自分ではやっているつもりでも、
実はシングルタスクを素早く切り替えているだけです。
ある作業をしているときにメールのポップアップが目に入り、
内容を確認し返信した後、元の作業に戻る。
ふと別のタスクの資料が目に入り、
先輩に確認しようと思っていたことを思い出し、
先輩に確認後、再び元の作業に戻る。
このように複数のタスクに頭を切り替えると、
その都度必要な情報を呼び出さないといけないため、
集中力が欠け、うっかりミスや見落としにつながります。
同時進行をやめて、一度に1つの作業に没頭することが、
ミスを防ぎ、一番成果につながるんです。
シングルタスクを実行するためのおすすめのアクションプランを3つ紹介します。
あなたもぜひ試してみてください。
- メールのポップアップを非表示にする
- PCのデスクトップ上は作業中のタスクのファイル以外は閉じておく
- デスク上の作業中以外のタスクの資料は引き出しにしまっておく
「解釈」ではなく「事実」を確認する(ジャッジメントミス)
何か判断するとき、「解釈」は邪魔になります。
【水曜日】
- 上司:先日お願いした資料作成、今週末が提出期限だけど間に合いそう?
- 部下:もう着手はしているので、今週末には提出できます。
- 上司:わかった、よろしく。
【金曜日】
- 上司:資料は何時頃提出できそう?
- 部下:申し訳ございません、〇〇の情報入手に時間がかかってしまったのと、思っていたより作成に時間がかかっており、まだ半分しか終わっていません。次の水曜までお時間いただけませんでしょうか?
- 上司:おととい大丈夫って言ってたじゃないか!その時言ってくれればサポートも出せたのに…
これは上司、部下共に部下の「解釈」だけで判断をしてしまったことが原因です。
このような判断ミスを防ぐには、
進捗確認の際、「事実」を確認することです。
- 全体の構成はどうで、そのうちどこまで終わっていて、残作業はなにか
- 進捗率は全体の何%程度か
- 残作業で見えている課題やリスクはあるか
このように「解釈」ではなく「事実」を確認することで、
サポート要否等の判断ミスを防ぐことができます。
判断基準を「解釈」ではなく「事実」にすることが判断ミスを防ぐポイントです。
まとめ
今回は『仕事のミスを減らす方法3選』を紹介させていただきました。
あなたのミスを減らす一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
コメント