今回読んだ本は『一流が大切にしている仕事の基本』です。
この本は、タイトルの通り、一流が大切にしている仕事の基本を教えてくれます。
あなたも一流になりたいと思いませんか?
では、一流になるためにはどうすればよいのでしょうか。
結論、一流の人をマネすれば良いんです。
一流のビジネスパーソンには、思考と行動に共通点があります。
それをマネすれば、いつでも、どこでも、誰でも一流に近づけます。
とはいえ、いきなり難しいことをマネしろと言われても、少しハードルが高いですよね。
そこで本書で紹介されているものの中から、すぐに取り入れられるものを3つ選びました。
ということで、今回は今すぐマネできる、一流が実践していること3選を紹介します。
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メモを取りまくる
一流の人はとにかくメモを取ります。
会議や上司とのちょっとした打ち合わせ、同僚との話し合いなど、どんな場面でも必ず多くのメモを取るのが特徴です。
一流がメモをたくさん取る理由は3つあります。
- 脳を活性化させる
- 相手に「話を聞いている」という印象を与える
- 重要なポイントを抽出できるようになる
まず、メモは脳を活性化します。
耳から入った情報を右脳でイメージし、左脳で言語化することで、脳全体が使われるという仕組みです。
次に、メモを取ることで相手に「話を聞いている」という印象を与えることができます。
例えば、2人の後輩に説明をしている状況を想像してください。
片方はただ聞いているだけで、もう片方はメモを取りながら聞いています。
あなたはどちらに良い印象を受けますか?
そういうことです。
最後に、メモを取ることで、相手の話の中から重要なポイントを抽出できるようになります。
書くスピードは話すスピードよりも遅いため、一語一句全てをメモすることは不可能です。
そのため、脳は自然と重要なポイントを探し始めます。
最初はうまく重要なポイントを見つけ出すことができないかもしれませんが、
繰り返すうちに徐々に重要なポイントを見つけられるようになります。
情報を惜しみなく共有する
一流の人は、自分が持っている情報を何でも共有します。
- 有益な情報を手に入れたら、すぐにチームに共有する
- 困っている人に役立ちそうな情報は何でも提供する
一流がこのように情報を積極的に共有する理由は次の2つです。
- パイ全体を大きくしようと考えるから
- 共有していると、やがて自分にも情報が共有されるから
まず、一流は自分のパイだけを大きくしようとはせず、パイ全体を大きくしようと考えます。
その情報を自分だけのために使う人は、
他人のパイを小さくし、自分の分を大きくしようと考えています。
しかし、それでは仮に全てのパイを奪い取ったとしても、大きさには限度があります。
(それに、おそらくもっと大きなもの「信頼」を失うことになります…)
一方、一流はその情報をみんなで共有し活用することで、パイ全体を大きくしようと考えます。
これには限度がありません。
みんなで協力することで、パイは10倍、100倍にもなります。
一流は、最終的には情報を共有するほうが、自分も周りもハッピーになることを理解しています。
次に、情報を積極的に共有することで、相手からも情報を共有してもらえるようになります。
これは「返報性の原理」が働くためです。
返報性の原理とは、相手から何かを受け取ったときに、
「こちらも同じようにお返しをしないと申し訳ない」という気持ちになる心理的な効果のことです。
このため、情報を共有すればするほど、自分にもより多くの情報が集まることを一流は理解しています。
メールはシンプルに
一流のメールはシンプルです。
それは、メールの目的をしっかりと理解しているからです。
ビジネスメールのやり取りは、仕事を次に進めるために行います。
そのため、メールは一瞬で読んで理解できるシンプルな内容にすることが必要です。
基本的な構成は、まず結論を一番上に書き、次に理由を述べます。
一番上に結論を書くことで、結論だけを知りたい人はそこだけを確認し、
理由も知りたい人はそのまま読み進めることができます。
- お疲れ様です
- お世話になっております
- よろしくお願いします
といった挨拶文は不要です。
このようにすることで、自分の時間も相手の時間も節約でき、
お互いにとって有益であることを一流は理解しています。
まとめ
今回は『今すぐマネできる、一流が実践していること3選』を紹介させていただきました。
あなたが一流への第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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