今回読んだ本は『仕事を「短くやる」習慣』です。
この本は、仕事を最短ルートで終わらせるコツを教えてくれます。
働き方改革で働く時間は短くなってきています。
ではその分成果は少なくていいかというと、そんなことはないですよね。
働く時間は短くしなさい、でも成果は以前と同じ又はそれ以上を出しなさい。
今のビジネスパーソンはそんな矛盾を突きつけられています。
これを成立させるには、生産性を上げて、できる限り短い時間で多くの成果を出すしかありません。
今回はそんな厳しい状況に置かれているあなたのために、タスクを最短ルートで終わらせる3つのコツを紹介します。
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ゴールを明確にする
1つ目のコツは、「ゴールを明確にする」です。
一般的にタスクはプロセスが進むにつれて複雑化します。
そんな中ゴールを明確にしていないと、
- どっちに進めば良いんだっけ?
- どっちを優先すれば良いんだっけ?
と迷子になります。
迷子にならないためのポイントは2つです。
- 最初にゴールを明確にする
- ゴールは具体的に設定する
あれこれ手を付け始める前に、必ず最初にゴールを明確にしましょう。
ゴールとはあなたに与えられたタスクの目的です。
どんなタスクにも必ず目的があります。
最初にその目的を明確にしておくことで、どんな複雑な状況に陥っても、
目的に立ち返り冷静にゴールに向けた選択ができます。
そしてゴールは具体的に設定しましょう。
- 売上を10%伸ばす
- コストを5%削減する
- 顧客満足度を0.5ポイント上げる
このようにゴールは具体的に、できれば数値で設定するようにします。
そうすることで、より迷わずに進むことができます。
中間地点を設けながらゴールまでのルートを逆算する
2つ目のコツは、「中間地点を設けながらゴールまでのルートを逆算する」です。
具体的なゴールを設定したら、ゴールまでのルートを考えます。
最適なルートを見極めるためのポイントは2つです。
- ゴールから逆算して考える
- 中間地点を設定する
例えば「顧客満足度を0.5ポイント上げる」というゴールを設定した場合は下記のようなイメージです。
このように中間地点を設けつつゴールから逆算することで、
やることが明確になり、大きく道を外すこと無くゴールまで進んでいくことができます。
2割の進捗でフィードバックをもらう
3つ目のコツは、「2割の進捗でフィードバックをもらう」です。
今までの話で言えば、
- ゴールを設定した時点で上司とすり合わせる
- ルートを決めた時点で再度上司とすり合わせる
特に最初の段階で多くすり合わせておきます。
これをやらないとどうなるか。
例えばゴールを設定した時点でのすり合わせをせずに、
ルートを決めたあとに上司から「そのゴールじゃなくてこっちのゴール」と言われた場合、
ルートを決め直すというやり直し作業が発生します。
やった時間、やり直す時間が無駄ですよね。
すり合わせをあとにすればするほど、認識ズレが起きたときのダメージは大きくなります。
イメージとしては全体の2割の進捗でフィードバックをもらう、また2割進んだらフィードバックをもらうという感じです。
そうすることで多くのムダを回避することができます。
まとめ
今回は『タスクを最短ルートで終わらせる3つのコツ』を紹介させていただきました。
あなたのやり直し作業をへらす一助になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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