今回読んだ本は「反応しない練習」です。
この本は、感情との上手な付き合い方を教えてくれます。
上司に褒められた、叱られた。
仕事がうまく行った、ミスをしてしまった。
その度に嬉しい、悲しいなど様々な感情が湧いてきますよね。
仕事をする上で、それらの感情は上手に使う必要があります。
でないと感情に流され、「仕事の質」にも大きな波ができてしまいます。
今回は、サラリーマン流の感情との上手な付き合い方を3つ紹介します。
感情と行動を区別する
感情によって行動が止まらないように、感情と行動を区別するようにしましょう。
褒められれば嬉しくて喜ぶし、叱られたり注意されたりすればへこみますよね。
人間の感情とはそういうものです。
大事なのは、まさに人間の感情とはそういうものだと理解することです。
でも、そういった感情はこれからやるべき行動とは全く無関係です。
なので、感情を理解した上でそれは置いといて、
今の事実は事実として受け止め、理解し、これからどうするかを考えるようにしましょう。
この感情と行動をごちゃまぜにすると、立ち止まってしまいます。
止まっていると悩みは重くなります。
逆に動き出せば悩みは軽くなります。
つまり、感情は感情で置いといて、とっとと行動してしまったほうがいいということです。
人間の感情は感情として理解することを心がけると、「あ、嬉しい気持ちになってる」とか、「あ、へこんでるなぁ」と自分の感情を客観的に見ることができるようになっていきます。
そうすると、「それはそれで置いといて、さぁどうするか」と切り替えができるようになっていきます。
感情を利用する
上で述べた通り、感情は勝手に湧いてきます。
なので、その感情を利用するようにしましょう。
へこんだりする感情はあまり役に立ちませんが、
悔しい、嬉しいなどの感情は行動の役に立ちます。
それら「嬉しい」や「悔しい」といった感情をモチベーションにして行動を促すようにするんです。
ただ気をつけることは、それらの感情を目的にしないということです。
あくまでモチベーションとして利用するだけです。
「悔しいから見返してやる」とか「上司から評価されて嬉しい」などの「見返す」ことや「上司から評価される」ことを目的にしてしまうと、
行動がハチャメチャになってしまう可能性があります。
最悪、メンバーの足を引っ張ったり、評価を上げるために数字を操作することに必死に時間をかけてしまったり。
これらの行動は逆効果です。むしろ評価が下がることにもつながります。
なので、感情を目的にするのではなく、感情を目的達成のための道具として利用するようにしましょう。
作ったモノに対する評価に注目する
承認欲求はだれにでもあります。
ポイントはそれを上手に満たしてあげることです。
承認欲求を満たすのに手っ取り早いのは、評価されることです。
ただ上記で述べたように、自分への評価を追いかけると将来的に良くない方向に行ってしまいます。
でも追いかけていい評価もあります。
それは、自分が作ったモノに対するユーザーからの評価です。
サラリーマン的に、これはどんどん追いかけていっていいです。
ユーザーからの評価が高いモノを作るためには何をすればいいのか?
それを考え行動していく。
それを続けることが大事です。
サラリーマン的には、こういった承認欲求の満たし方をオススメします。
まとめ
今回は「サラリーマン流、感情との上手な付き合い方3選」を紹介させていただきました。
皆さんの「仕事の質」が感情に流されないための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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