今回読んだ本は『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』です。
この本は、誰でもすぐに実践可能な仕事のコツを教えてくれます。
今回は、本書で紹介されている多くの仕事のコツの中から、
ホウレンソウのコツにフォーカスして紹介します。
全部知りたいという方は、ぜひ本書を手に取ってください。
上司にホウレンソウをしたとき、
- 結局何が言いたいの
- 回りくどいな…
こういった指摘をされたことはありませんか?
仕事は一人で行うものではありません。
なのでホウレンソウはサラリーマンにとって欠かせないコミュニケーションスキルです。
ホウレンソウを適切に行うことで、
あなたの仕事はスムーズに進み、
効率化やトラブルの防止にもつながります。
そこで今回は、ホウレンソウのコツを3つ紹介します。
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余計な枕詞をつけない
上司にホウレンソウをするとき、
- まだちゃんとまとまってないんですが
- 少し雑ですが
とマイナスな枕詞を無意識につけていませんか?
これは自分を守る言い訳をしているようで、
実は不要に自分の報告に悪い印象を持たせてしまっています。
本書の著者の河野さんが実験で、
A:まだ不十分ですが
B:結構うまくまとまっていると思います
という言葉を頭につけた、内容が同じメールを、
別々のグループに送ったところ、
Aのメールには「こことここがダメ」といったネガティブなコメントが、
Bのメールには「こうするともっといいかも」といったポジティブなコメントが返ってきたそうです。
とはいえ個人的には、
わざわざ自らマイナスな枕詞をつけ逆風を作り出したり、
反対に自らハードルを上げる必要もないと思います。
なので、余計な枕詞はつけずにホウレンソウをするのがおすすめです。
流れるような説明をする
余計な枕詞をつけなかったとしても、
「たどたどしい」説明をしてしまうと、
相手に自信がない印象を与えてしまいます。
そうすると「何かあるのかな?」と変に勘ぐられ、
不要なツッコミを受けてしまいます。
これを防ぐためには、流れるような説明をする必要があります。
そのためのコツは2つです。
- 「森」→「木」→「枝葉」の順で話をする
- 「えー」「あー」を減らす
1つ目は、「森」→「木」→「枝葉」の順で話をすることです。
- 森=話の全体像
- 木=話のポイント
- 枝葉=詳細な説明
人はつい自分の話したいポイント、
つまり「枝葉」から話し始めてしまいがちです。
でも相手は「森」から話してもらわないと内容が理解できません。
まずは全体像(森)を話し、相手の頭の中に大枠のイメージを作り、
そこから話のポイント(木)、
詳細な説明(枝葉)と掘り下げていくと、
スムーズにホウレンソウができます。
2つ目は、「えー」「あー」を減らすことです。
こちらについては、発表中の「えー」「あー」の減らし方3選で紹介していますので、
ぜひ読んでみてください。
聞かれたことに答える
ホウレンソウのとき、質問が返ってくることもあります。
そんなときは、
「聞かれたことに答えましょう」
と言われたらあなたはどう思いますか?
「何を当たり前のことを言ってるんだ」
と思うかもしれません。
でも実はこれができていない人が多いんです。
部下:申し訳ございません、本日Aさんはお休みらしく、アポイントが取れていません
上司:Bさんには連絡してみましたか?
部下:それがBさんは出張中らしいんですよ
これは上司の聞かれたことに答えられていません。
上司が聞きたいのは、「Bさんに連絡したかどうか」です。
「Bさんが出張中かどうか」なんて聞いてません。
一度あなたの周りの上司と部下の会話に耳を傾けてみてください。
この例のように質問に答えずに、
理由や背景から答えてしまっている人の多さに驚くと思います。
今回の場合、最初に答えるべきたのは、「連絡したかどうか」です。
- はい、連絡しました
- いいえ、連絡していません
これを答えたあとに、必要に応じて、理由や背景を話しましょう。
相手の質問をよく聞き、聞かれたことに最初に答える。
この当たり前のことをやるだけで、
あなたの仕事はスムーズに進むようになります。
まとめ
今回は『サラリーマン必須スキル。ホウレンソウの3つのコツ』を紹介させていただきました。
あなたのホウレンソウが適切に行われ、仕事がスムーズに進むための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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