今回読んだ本は『キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ』です。
この本は、正しい話の聞き方を教えてくれます。
- 話をしていると「アレッ?」という顔をされる
- 的を射た返答をしたつもりなのに、「ちゃんと話聞いてた?」と言われる
こんな経験ありませんか?
相手の話に対してズレた返答をしてしまうと、
- 仕事のやりとりのムダが発生する
- お客さまとの会話の場合、クレームに発展する
- 信頼を失う
といったリスクがあります。
これを防ぐ方法はシンプルで、「ちゃんと聞く」ことです。
そこで今回は、ズレた回答を防ぐための、正しい話の聞き方を3つ紹介します。
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ヒザを相手に向ける
- 顔だけ自分の方を向いている人
- 体ごと自分の方を向いている人
自分が話をしているときに、
「聞いてくれているな」と感じるのは、圧倒的に後者ですよね。
話を正確に聞くために一番大切なのは、「技術」ではなく「姿勢」です。
相手が「聞いてくれてるな」と感じてくれないと、
そもそも話す気すら持ってくれません。
なので、まず話を聞くときは目や顔だけではなく、体ごと相手の方を向きましょう。
ポイントとしてはヒザを相手に向けること。
ヒザが相手の方を向いていれば、体も顔も相手の方を向きます。
どんなに忙しくても、何かをやりながらではなく、
一旦手を止め、相手の方にヒザを向ける。
どうしても手が離せないのであれば、その旨を伝え、
「15分後でもいいですか?」
「午後一でもいいですか?」
と確認し、
「私から声をかけますね」
と聞く姿勢を示しましょう。
そうすることで相手は話しやすくなり、より正確な情報を得ることができます。
メモを取る
聞き間違いや認識違いを防ぐために、
「オウム返し」が有効と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
相手:提案書の作成をお願いします
自分:提案書の作成ですね。かしこまりました
相手:明日の四時までにお願いします
自分:明日の四時までですね。承知しました
確かにこのようなオウム返しは有効だと思います。
ただこれって使いづらくないですか?
相手に違和感を持たれそうで、私は心配で使いにくいです。
でも、実はオウム返しを使いやすくする方法があります。
それが「メモ」です。
相手が話しだしたタイミングで、
「ちょっと待ってください。メモを取らせてください」
と言ってメモをします。
そうするとメモを取るための復唱として、自然とオウム返しができます。
いつでもメモが取れるように、ペンとメモ帳を持ち歩くようにしましょう。
とにかく聞くことに集中する
「聞き漏らし」を防ぐためには、
一語一句漏らさないように聞くしかありません。
とにかく聞くことに集中することが大切です。
そのために私が実践しているのが、
相手が話しているとき、自分が何を話すか(返すか)を考えないことです。
人は相手の話を聞いているとつい、
- あ、それに対してはこうしているな
- こういう質問が来そうだから、そしたらこう返そう
と返答やアドバイスを考えながら聞いてしまいがちです。
でもそうすると、その考えている間の話を聞き漏らし、
あさっての返答をしてしまうおそれがあります。
なので、まずは何も考えず相手が話していることに集中します(もちろんメモを取りながら)。
返答を考えるのは全て聞き終わってからで大丈夫です。
これにより聞き逃しや返答のズレを防ぐことができます。
まとめ
今回は『「ちゃんと話聞いてた?」を防ぐ。返答のズレを無くす正しい話の聞き方』を紹介させていただきました。
あなたが信頼を得るための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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