限られた時間を大事なことに使う方法3選

自己啓発

今回読んだ本は限りある時間の使い方です。

この本は、時間の有効的な使い方を教えてくれます。

生産性オタクの間で有名な話があります。

教師が大きな石をいくつかと、小石をひと握り、砂の詰まった袋と、大きめの瓶を持っています。

そして生徒たちに言います。

「ここにある大きな石と小石と砂を、ぜんぶ瓶に入れてみましょう」

生徒たちは小石や砂からどんどん入れていきます。

すると大きな石が入らなくなる。

そして教師がお手本を見せます。

まず大きな石を入れ、次に小石を入れて、最後に砂を入れなさい。

そうすれば大きな石の隙間に小さな石がきれいに収まりますと。

つまり、もっとも重要なことから手を付ければ、重要でないことも含めて全部終わらせられるという意味です。

逆の順番でやると、重要なことをやる時間がなくなってしまいます。

でもこれはイカサマです。

そもそも教師は、瓶に入るだけの量の石しか持ち込んでいません。

本当の問題は、大きな石があまりに多すぎることです。

実生活では、大事なことのほとんどは瓶に入りません。

大事なこととそうでないことを区別するだけでは、根本の解決にはならないということです。

根本の解決のためには、大きな石(大事なこと)がたくさんありすぎるときに、どうするかがポイントです。

80歳まで生きるとして、私たちの人生は4000週間です。

今回は、その4000週間という限られた時間を、本当に大事なことに使うための方法を3つ紹介します。

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自分の取り分をとっておく

皆さん、貯金ができる人が実践している一番有効な方法を知っていますか?

それは「天引き」です。

給料が入ったら、まず貯金分を除き、残りのお金でやりくりします。

逆に余ったら貯金しようとすると、なぜか月末にはすっかりお金が無くなってしまいます。

これは時間についても同じです。

まず自分の取り分を確保しないと、どんどん他のことに時間を使ってしまい、本当にやりたいことができなくなってしまう。

余った時間でやろうと思っていると、絶対に余らない。

本当にやりたいことがあり、それをやり遂げたいのなら、そのための唯一の方法は今すぐ実行することです。

実行して、やりたいことに時間を使ってしまうことです。

仕事初めの最初の1時間はもっとも重要なプロジェクトに取り組む。

アウトルックの定時後の予定に「業務終了」と入れて、他の予定が入らないようにする等。

先に予定を入れ実行することで、時間を天引きすることがポイントです。

やりたいことをやり遂げるには、まずこれから始めましょう。

「進行中」の仕事を制限する

皆さんはきっと多くの「やること」を抱えているでしょう。

そんな中で、重要なことを着実に進めるための方法は、「進行中」の仕事を制限することです。

具体的には、「進行中」の仕事を3つに絞ります。

そのうち1つが完了するまで他の仕事は一切やってはいけません。

どれか1つの仕事が終われば、空いた枠に別の仕事を入れます。

これは自分にできることが有限であるという事実と向き合う方法です。

やることを3つに絞るということは、他を捨てるということです。

この方法を受け入れることは中々難しいかもしれません。

でも、そもそも複数のことを同時にこなすことは不可能です。

そこから目をそらしていると、ただただ中途半端なプロジェクトが増えていくだけです、

「自分の有限性」という事実としっかりと向き合うことで、目の前のタスクにじっくりと取り組めるようになります。

「そんなの無理だよ」と思う人が多いかもしれませんが、これに成功すると仕事の進み方が劇的に好転するので、

騙されたと思って、是非一度試してみてください。

優先度「中」を捨てる

ある有名な投資家が、自家用機のパイロットに優先順位の付け方を教えたという逸話があります。

パイロットは投資家に「どうすれば、うまく人生の優先順位をつけられますか?」と尋ねました。

投資家は「人生でやりたいことのトップ25をリストアップし、それをもっとも重要なものから順番に並べてみなさい。そのうち上位5つに時間を使うといい」と言いました。

ここまではよくあるアドバイスです。

ただ、さらに投資家は「残りの20項目は、捨てなさい」と言いました。

優先順位が「中」のタスクは邪魔になるだけです。

だったら、いつかやろうと思わずバッサリ切り捨ててしまったほうがいい。

重要なことから目をそらすよりかは「捨てる」という選択の方が魅力的です。

でも、今すぐに優先度「中」のタスクを捨てることは難しいと思います。

なので、「ノー」を選択する意識を今より少し高めることがオススメです。

ポイントは、「やりたいこと」にも「ノー」を言うこと。

やりたくないことに「ノー」を言うことはいくらでもできます。

難しいのは、やりたいことにも「ノー」と言うことです。

そこそこ面白そうな仕事、まあまあ楽しい友人との飲み会。

こういったことに少しずつ「ノー」を言えるように学んでいくことです。

そうすることで、より重要なことに集中できるようになっていきます。

まとめ

今回は「限られた時間を大事なことに使う方法3選」を紹介させていただきました。

皆さんの時間に対する悩みを少しでも減らせたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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